高いといわれている公務員の給料。
「公務員と結婚すれば将来は安定する!」と考えている女性も少なくないです。
公務員の給料やボーナスは国や自治体から支給されています。
身近な公務員の一つが市役所の職員さんです。
納税者として「自分の住んでいる自治体の公務員はいくらもらっているんだろう・・・?」ということは気になって当然ですよね。
30代地方公務員(行政職)の給料
30代半ばの年収例:470万円(税込)
自治体ごとに違いは当然あると思いますが、人事院勧告を基準にして各自治体で給料を決めるのでそんなに大きな差はなさそうです。
実際、最低ラインである町村役場と最高ラインの県庁との差は約2万円でした。
さて、470万円は高いのでしょうか、安いのでしょうか・・・
30代サラリーマンの平均給与が400万円台なので、同じ水準か少し高いかなーという感じでしょうか。
ただ、職種にもよりますがサラリーマンの場合、男女別に分けると女性よりも男性の給与のほうが高くなるので、その分女性にとっては公務員のほうが給料が高いですね。
公務員にサービス残業はない?!
注意していただきたいのは、この470万円という数字は、最低ラインということです。
ここに各種手当や残業代が追加されます。
基本的にサービス残業は許されないので残業時間分はすべて支給されます。
(ただし、予算の範囲内という条件がありますが・・・)
このため、配属部署や家族構成、住宅状況や残業状況によっては100万円以上、これに上乗せされて支給されることもあります。
同じ年齢のサラリーマンともだいぶ差がつくということもあり得ます。
忙しい部署ではまだまだ若いのに、部長クラスの給料をもらうということも出てきてしまうのです。
もちろん世の中の目も厳しいので、無駄な残業をしないようにしたり、仕事の効率化をはかり公務員の給料を抑えようとする動きはどの自治体にもあると思います。
地方公務員は安定している職業なの?
大手企業や花形企業と比べると、民間のほうが断然給料がいい!と思えるところもありますが、零細企業と比べるとやはり公務員の給料は恵まれているともいえます。
その給料が税金から出ているということもあるため、「もっとちゃんと仕事しろ!」とか「給料高すぎ!」等いろいろ言われてしまうのも公務員の悩みの種でもありますが。
そうはいっても身分が安定した立場なので、金融機関の審査はとても有利です!!
生活の安定、将来の生活設計ということについては公務員は恵まれていると思います。
しかし、今では公務員といえども不況の影響は避けられず給料カットや人員削減の大号令がかかることも。
安定しているといわれている公務員であっても、一般のサラリーマンと同じく大変な状況に置かれているようです・・・
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