40代(40歳~49歳)の平均年収はいくらなのかを調べてみました。
※「平均年収の意味ってよくわからない」という人は、以下のページでまとめていますので、まずはそちらをご覧いただければと思います。
40代前半の平均年収【最新】
政府の統計によると、2013年12月31日時点で40代前半(40歳~44歳)の給与所得者数は約631万人と、前年よりも22.9万人増加しています。
日本における40代前半の人口が約971万人ですので、割合としてその65%の人たちが就職し、給与を受け取っているということになります。
40代前半の平均年収については、前年よりも3.2万円増加の約459万円となっています。
40代前半 平均年収の推移
では、40代前半の平均年収はここ数年、どのように推移しているのかについて見てみたいと思います。
1999年には、40代前半の平均年収は513万円でしたが、年々、減少傾向にあり、2009年には466万円まで下がっています。その後も、緩やかに減少していき、2013年には459万円となっています。
40代後半の平均年収【最新】
政府の統計によると、2013年12月31日時点で40代後半(45歳~49歳)の給与所得者数は約559万人と、前年よりも24.3万人増加しています。
日本における40代後半の人口が約683万人ですので、割合としてその61%の人たちが就職し、給与を受け取っているということになります。
40代後半の平均年収については、前年よりも12.3万円増加の約491万円となっています。
40代後半 平均年収の推移
では、40代後半の平均年収はここ数年、どのように推移しているのかについて見てみたいと思います。
1999年には、40代後半の平均年収は526万円でしたが、40代前半同様、年々減少していき、2009年には478万円まで下がっています。その後は、横ばいとなっていましたが、2013年には491万円まで回復しています。
40代前半と40代後半の比較
40代前半と後半での平均年収は、40代後半の方が年収が高いのはもちろんですが、1999年では13万円の差で、その後も5~20万円の幅で推移しており、他の年代と比べてそこまで差が大きくはありませんでした。しかし、2012年には23万円差ができており、さらに2013年には32万円差で開きが大きくなってきています。
40代前半で高年収の業種は?
民間事業所に勤務している、40代前半の高収入ランキングを、業種別に下表にまとめてみました。
順位 | 業種 | 平均年収 | 給与所得者数 [割合] |
---|---|---|---|
1 | 電気・ガス・熱供給・水道業 | 742.2万円 | 3.4万人[0.5%] |
2 | 金融・保険業 | 672.3万円 | 20.5万人[3.3%] |
3 | 情報通信業 | 634.2万円 | 23.4万人[3.7%] |
4 | 学術研究、専門・技術サービス、教育、学習支援業 | 520.5万円 | 23.6万人[3.7%] |
5 | 製造業 | 515.8万円 | 148万人[23.5%] |
6 | 建設業 | 506.1万円 | 55.7万人[1.7%] |
7 | 不動産業、物品賃貸業 | 473.0万円 | 10.6万人[1.7%] |
8 | 運輸業、郵便業 | 453.8万円 | 42.9万人[6.8%] |
9 | 複合サービス事業 | 449.7万円 | 8.7万人[1.4%] |
10 | 卸売・小売業 | 404.1万円 | 110万人[17.6%] |
11 | サービス業 | 390.5万円 | 81.7万人[13.0%] |
12 | 医療,福祉 | 384.1万円 | 73.9万人[11.7%] |
13 | 農林水産・鉱業 | 366.5万円 | 5.1万人[0.8%] |
14 | 宿泊業、飲食サービス業 | 283.6万円 | 22.0万人[3.5%] |
40代後半で高年収の業種は?
続いて、民間事業所に勤務している、40代後半の高収入ランキングを、業種別に下表にまとめてみました。
順位 | 業種 | 平均年収 | 給与所得者数 [割合] |
---|---|---|---|
1 | 電気・ガス・熱供給・水道業 | 795.3万円 | 3.2万人[0.6%] |
2 | 金融・保険業 | 778.1万円 | 21.1万人[3.8%] |
3 | 情報通信業 | 752.4万円 | 20.6万人[3.7%] |
4 | 学術研究、専門・技術サービス、教育、学習支援業 | 563.7万円 | 20.5万人[3.7%] |
5 | 製造業 | 558.3万円 | 134万人[24.0%] |
6 | 建設業 | 533.0万円 | 40.2万人[7.2%] |
7 | 不動産業、物品賃貸業 | 521.5万円 | 11.1万人[2.0%] |
8 | 複合サービス事業 | 474.6万円 | 9.6万人[1.7%] |
9 | 運輸業、郵便業 | 460.9万円 | 38.3万人[6.8%] |
10 | 医療,福祉 | 430.5万円 | 69.6万人[12.4%] |
11 | 卸売・小売業 | 412.1万円 | 97.2万人[17.4%] |
12 | サービス業 | 386.1万円 | 70.9万人[12.7%] |
13 | 農林水産・鉱業 | 344.7万円 | 5.1万人[0.9%] |
14 | 宿泊業、飲食サービス業 | 281.6万円 | 17.7万人[3.2%] |
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