日本の10代の平均年収はいくらなのかを調べてみました。
※「平均年収の意味ってよくわからない」という人は、以下のページでまとめていますので、まずはそちらをご覧いただければと思います。
10代の平均年収【最新】
政府の統計によると、2013年12月31日時点で10代の給与所得者数は約22万人と、前年よりも3.7万人増加しています。
日本における10代後半の人口が約606万人ですので、19歳以下の給与所得者数が15~19歳で占められていると仮定した場合、割合としてその4%の人たちが就職し、給与を受け取っているということになります。
10代の平均年収については、前年よりも0.5万円増加の約126万円となっています。
10代 平均年収の推移
では、10代の平均年収はここ数年、どのように推移しているのかについて見てみたいと思います。
1999年には、10代の平均年収は171万円でしたが、年々減少していき、2001年には147万円、2009年には129万円となっています。翌年には136万円に増加したものの、2012・2013年は126万円となっています。
10代で高年収だといくらくらい?
10代の給与所得者で、最も多い就職先の業種としては、「宿泊業・飲食サービス業」となっており、割合としては35%を占めています。ホテル業や外食産業などがそれに該当しますね。
しかし、10代で同業種に勤めている人の平均年収は100万円以下と、業種別ランキングでは最も低くなっています。
それでは、最も高い平均年収を誇っている業種は何なのか?
もちろん、芸能関係などで成功した人など、上には上がいますが、ここでは一般的な職業として、10代で最も高収入な業種をランキング形式で紹介したいと思います。
順位 | 業種 | 平均年収 | 給与所得者数 [割合] |
---|---|---|---|
1 | 電気・ガス・熱供給・水道業 | 305.5万円 | 779人[0.4%] |
2 | 製造業 | 239.4万円 | 24,374人[11.3%] |
3 | 農林水産・鉱業 | 233.6万円 | 974人[0.5%] |
4 | 医療・福祉 | 223.7万円 | 4,331人[2.0%] |
5 | 建設業 | 217.6万円 | 16,761人[7.8%] |
6 | 運輸業・郵便業 | 207.8万円 | 3,790人[1.8%] |
7 | 金融・保険業 | 200.7万円 | 635人[0.3%] |
8 | 情報通信業 | 171.3万円 | 342人[0.2%] |
9 | 複合サービス事業 | 151.2万円 | 1,719人[0.8%] |
10 | サービス業 | 140.3万円 | 14,990人[6.9%] |